観たやつ『エクス・マキナ』
IT企業に勤める青年が抽選で社長の自宅訪問権を獲得する。社長の目的は青年に彼が作ったAIのチューリング・テストを行ってもらうことであり、青年とAIの7日間の交流が始まる…
といった感じの、 これと言って突飛な展開もない、奇抜な落ちもない映画。
物語のほとんどが社長の家の室内ですすむのだが、部屋がシンプルでおしゃれ。そしてAIがひたすらに美しい。
お茶の間で見るにはいささかオープン過ぎるアレもあるが、AIのデザインもかっこいい、女優さんが美しい。これホントに女優さんか?CGでは?と調べたほどに。
AVAの女優さんはコードネームU.N.C.L.Eのギャビーを演じている方。もうこんなん恋に落ちる。落ちた。
キョウコの美女さにビビったのだが、ユニクロのCMに出演されていたことのある女優さんだとか。TVで見ておけばよかったと後悔した。
ヒト型ロボットに搭載されたAI、というと、人とロボットの境はどこか?とか倫理とは?とかそういう話になるが、個人的にはこの作品を見てそれらを深く考える雰囲気にはならなかった。
ストーリー自体も、性癖を貫いてきたわけでもないんだが、とある会話での台詞が何故かとても好きだった。
「人でも動物でも、性を抜きにした意識なんてものが一つでも存在しているか?」
このくだりが出てきたネイサンとケイレブの会話…好きだったな…理由は自分でもよくわからない。良いもんはイイ。
2020年12/30現在、アマゾンプライムに字幕&吹き替えがある。宜しくどうぞ