儘ならぬ癖に生まれつく

好き作品とかのメモ。TRPGが趣味。ネタバレしない主義。令和3年からボドゲ(麻雀)始めた。

「麻雀をする私」の観察日記1 ~1/5

「麻雀をする私」の観察日記 1/1~1/5

2021/01/01 深夜(正しくは2日明け方) 0日目

麻雀はじめました

麻雀アプリ「雀魂」をインストール。
以前から老後の嗜みとして学ぶべきと思いながらも、踏み出せずにいた超人気ボードゲーム麻雀。1か月ほど前からTwitterの卓囲みフォロワーが次々と麻雀デビューしていくのを見て、波に乗ってみようと2021年初日の真夜中に決意した。
現時点での知識は
・下宿、寮、一人暮らし大学生の教養
・盲牌※という行為がある
という程度。

てこずる登録

Twitter連携でアカウントを作製、作成後に連携されたのがメイン垢ではなかったことに気づき、Twitterメイン垢で作り直し、登録までは滞りなくす進む。
名前を考えるのが面倒でテキトーな名前を登録するが、名前は課金しない変えられないと知る。更に別のアカウントを作製。
てこずりまくった結果、合計3つのアカウントが生み出され、悩んだ結果2番目の微妙な名前のアカウントを使っていくと決定。
何一つわからないので超初心者向けの本を注文。届くのは正月明けの為、一先ずネットでルールを調べる。

※盲牌とオタクフレンズ

以前、下世話トークができるという意味で心から信頼しているオタクフレンズから「モブおじさんから〇へ牌を入れられ、〇で盲牌させられる推しキャラ」の二次創作の話を聞いていた為、盲牌という行為だけは知っていた。
この日に私がした「麻雀やってみようかな…」というつぶやきについた「アナル盲牌?」が令和3年オタクフレンズからの初リプライとなった。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

2021/01/02 1日目

ひとりで学べぬ生き物

アプリをいじり始める。
「CPU戦」といういかにもCPUとプレイできそうなモードで開始。なにもわからない。
現段階では「鳴き」の理解は困難と判断、リーチが出た時だけポップアップをクリックする、という単純明解な動きのみ会得。300秒設定。
早くもひとりの限界を感じ、家族にルールを知っている人間に切る牌がわからなくなる度に聞きに行く。従うと大体いい感じになる、凄い。

井の中の馬鹿

夜、フォロワーさんが麻雀をやっている様子を察知、ずうずうしくも凸して観戦モードで見学させていただく。
簡単CPUと私達とは別のゲームが行われていた。
何も起こらない流卓は3当たり前のことではないんだな…我々は馬鹿同士、井戸の底で地獄を作り出していたのだと知ってしまった…
「私」のレベルアップは難しい為、翌日から対戦相手を普通CPUに切り替えると決めた。

 

2021/01/03 2日目

初めてのニンゲン

簡単→普通になったCPUは意気揚々とリンチしてきた。「私」はTwitterでビービー泣いていた。
フォロワーさん+CPU簡単二人に東風に1回付き合ってもらう。ソロの際は常に手牌の愚痴とうめき声を上げ続けているが、通話を繋いでいたためそうもいかず、常に言葉にならぬ声を上げていた。ニンゲン…ニンゲンとプレイ…ウレシイ……
ここで「ドラ」という概念と、索子の8はM字×2という発想を得る。(それまでぐちゃっとしていてよくわかんないモノだと思っていた)

お母さんと一緒

夜は先日観戦モードで見学させて下さった方に遊んでもらう。
やりながらグズ泣く赤子に相槌を打ちながら指導という最強の子守り、そしてつよつよの民と打っている様子のリアタイ鑑賞という外の世界のお散歩に連れ出して頂いた。
最高に贅沢な時間…正月の貴重なお時間を割いて下さってもう…アイコンに足向けて寝られない…先生…いや、ママ※…オギャ……
※ママ=「マジでマージャン上手いフォロワー」の略
過去にも複数回子育て経験(麻雀手解き~巣立ちを見送る)があるとのことだったので、私も生まれよう…と心に決めた。
その後、性癖トークにも付き合って頂いたのだが、よく考えなくても実はまだ1度しか卓を囲んでいない、そして2回目が麻雀…巡り合わせ感謝ぁ…
前回の卓では初同卓にして琴線ビンビンに響かされ中の人が完璧に落とされたので、次回は強くありたい。

 

2021/01/04 3日目

おめでとうございます、元気な奇蹟ちゃんですよ

やはり、生まれてしまった。昨夜ご指導を頂いてから、東風/普通CPU×4/300秒or5+20秒で15回行ったところ、首位8回、2位4回、3&4位各1回 という見違える結果となる。びっくりして翌朝に再度お礼に行った。

物理攻撃が効かないタイプ

アプリ雀魂のシステムについて調べる。そこで昨夜見学&ご指導頂いた方が、麻雀チョットじゃなく出来るの民であるという確信を得る。
TLに麻雀仲間があまりいない、とおっしゃっていたその方と、現状で緊張感のある麻雀をするならば「レギュレーション:雀卓で殴り合う」以外の方法が浮かばないが、オンラインなのでそれもできず…いつか…5000年後くらいに……。

せっかくアプリに熟練度合いのシステムがあるのであれば利用しない手はない。
とりあえず今年は「初心」の次の称号「雀氏」を目指してもらうことにした。
雀魂は段位戦で点を稼ぐことで称号を上げるシステム、つまり野良へ突っ込んでいけるようにならねばならない。今はスキル面でもメンタル面でも無理無理の無理なので、1ヶ月以内野良デビューを目標にやらせていこうと思う。

 
2021/01/05 4日目

奇蹟は奇蹟

普通CPUと戦えるようになった!とひとしきり喜んでからの賢者タイム。なんか勝てたとはいえ役の知識は皆無、自分の手が何点くらいになるのか全く分からずにアガっている現状は駄目では?と役リストを印刷、先日の授業の走り書きメモを解読し読めるメモへと書き直した。いい加減5+20に慣れようと、今まで300秒ばかりだったが基本を5+20に切り替えると決めた。奇蹟はこれにて幕を閉じた。

それからと鮮やかな連敗が続く。純粋に運がよかった、というのもあるだろうが、昨日までは耳から教わったコツをそのまま飲みこみ素直にやっていたのが功を奏したのだろう。コツ&役を「理解」しようとした結果、消化不良で下痢をしている状態だと思われる。胃腸という頭が弱「私」くん、わかりやすくて大変宜しい。ムキになって虚無顔になるまで何度もやるあたりも愛おしい。
20回程度だった東風戦の回数は50回に。50%あった首位率は35%まで落ちた。
奇蹟も魔法もないんだよ、あるのは弱い頭だけ。

後からわかったのだが、これもまだ調子に乗らせてもらってる方だった。CPU幼稚園は私君に優しかったのだ…ありがとう幼稚園、卒業しても忘れないね、あと5年くらいはいるけどな。